|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana) ・ 魔 : [ま] 【名詞】 1. demon 2. devil 3. evil spirit evil influence ・ 魔界 : [まかい] 【名詞】 1. world of spirits 2. hell ・ 決 : [けつ] 【名詞】 1. decision 2. vote ・ 決戦 : [けっせん] 1. (n,vs) decisive battle 2. deciding match 3. play-off ・ 戦 : [いくさ] 【名詞】 1. war 2. battle 3. campaign 4. fight
エルダー魔界大決戦(Music From "The Elder")は、キッスが1981年にリリースしたコンセプト・アルバム。 ジーン・シモンズ原案の“THE ELDER”という映画が計画され、そのために曲を作っていたのだが映画が製作中止になり、マネージャーとジーン・シモンズはそれまで作っていた曲を生かそうと、メンバーの反対を押し切り、ストーリー仕立てのコンセプトアルバムとして発表することにした。 1976年の傑作『地獄の軍団(Destroyer)』を手掛けたボブ・エズリンを再度プロデューサーに迎え、バンドの違う一面を見せようとした作品ではあるが、ポップな前作までの路線とはあまりに音楽的傾向が違ったため、音楽誌に叩かれ、セールス、評価とも芳しくない「失敗作」としてグループの歴史に残ることとなった。 しかし、バンド、とくにジーンにとっては制作当時「意欲作」「自信作」だったのであり、プロモーション・インタヴューで「エルダーに収められている曲は、キッスの今まででも最高の曲ばかりなんだ」と発言し、「もし、これが理解されて好評であればエルダー2のリリースもある」と語っていた。実際曲ストックはあったようで、ベスト・アルバム「キッス・キラーズ」中の新曲"Nowhere to Run"、「リヴェンジ」収録のインストゥルメンタル曲"Carr Jam 1981"は元々は"Heaven"というタイトルのエルダー用の曲であった。 後年、ライブへのリクエストが行われることもあるが、このアルバムに関してあまりにも良い記憶がないためか、メンバーが応えることはない。 == 概要 == 公式には、脱退したオリジナル・ドラマー、ピーター・クリスの後任であるエリック・カー加入第1弾としてリリースされた。 キッス史上初めてアルバム・カバーにメンバーの写真を載せず(日本盤では、メンバーのスナップを組み込んだカヴァー・シートがオマケでかけられた)、楽曲とコンセプトで勝負する姿勢を見せたものの、結果的に目論見は裏目に出、キッスの黒歴史的作品となった。 本作発表に伴う本格的なライヴ・ツアーは組まれず、バンドは数回のTV番組への出演等のみでプロモーションを行った。アルバムは11月16日のリリース後、75位までしか上がらず翌年2月にはヒットチャートから完全に姿を消した。 アルバムのコンセプトは、闇のフォースに覆われる地球に宇宙評議会エルダーから守護神モーフィアスが派遣され、闇に対抗すべく光の戦士として白羽の矢を立てられた少年が、最初は戸惑いながらも自らのフォースに気づきエルダーの戦士として自覚していくまでの、アメコミ好きなジーンによる勧善懲悪的ヒーロー物語。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「〜エルダー〜 魔界大決戦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|